本仕様は製造実行システムが必要とする共通インタフェースを提供する。その目的は下記のとおりである:
- 表記法を一貫させるための共通データ構造のタイプ定義を提供する。
- CIMフレームワークで一貫して使われる共通例外の定義を提供する。
- ファクトリ内のマテリアルの特定,グルーピング,移動,位置特定,およびトラッキングに共通のマテリアル・アーキテクチャ・インタフェースを提供する。
- 装置,センサ,耐久消費財,および人間を含むファクトリ・リソースの用途の定義,整理,トラッキング,およびそれらリソースの維持管理に共通のファクトリ・リソース・アーキテクチャ・インタフェースを提供する。
- ファクトリ内の作業の生成,実行および管理に共通のジョブ・アーキテクチャ・インタフェースを提供する。ジョブ・アーキテクチャはマテリアル処理ジョブ,マテリアル搬送ジョブ,リソース・メンテナンス・ジョブ,および製品マテリアルをプロセス・フロー内で流すファクトリ・ジョブに特化されている。
Referenced SEMI Standards
SEMI E5 — SEMI Equipment Communications Standard 2 Message Content (SECS-II)
SEMI E10 — Standard for Definition and Measurement of Equipment Reliability, Availability, and Maintainability (RAM)
SEMI E81 — Provisional Specification for CIM Framework Domain